マカとローヤルゼリーを一緒に摂取

マカとローヤルゼリーは一緒に摂っていいのか

健康に良い食材として有名なマカとローヤルゼリー。この二つを一緒に摂取すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？この記事では、マカとローヤルゼリーの成分をもとに、一緒に摂取する効果について考察します。

そもそもマカとは何なのか

マカは、南アメリカペルーが原産の植物で、薬草やハーブの一種として知られています。厳しい自然環境で成長したマカの根には、必須アミノ酸や鉄分、カルシウムなど豊富な栄養が含まれています。マカには、精神を安定させる効果・疲労を回復させる効果や、男性の精力改善や女性の生理不順解消など数多くの効果があると言われて、近年人気が出てきています。

ローヤルゼリーの効果とは

一方、ローヤルゼリーは女王バチの特別食として、花粉と働きバチの唾液などをもとに作られるものです。普通の働きバチとは違う特別な力を女王バチが持っているのは、ローヤルゼリーのおかげです。ローヤルゼリーには、ローヤルゼリー特有のデセン酸などの成分をはじめ、豊富なビタミンB類や必須アミノ酸などの栄養素をバランスよく含んでいます。ローヤルゼリーには数多くの健康効果があるのですが、特に注目したい効果としては、生活習慣予防や疲労回復効果、自律神経を整え精神を安定させる効果、アンチエイジング効果などがあります。

マカとローヤルゼリーを一緒に摂取

マカとローヤルゼリーを同時に摂取すると、両者に共通している、疲労回復効果や冷え性改善、精神安定効果などが高まると考えられます。マカの栄養とローヤルゼリーの栄養は、互いに阻害し合うものではないため、一緒に摂取することによるデメリットはあまり心配しなくて良いと言えます。マカは男性の精力を強化し、ローヤルゼリーは女性らしさを向上させる働きがあるのですが、女性がマカを摂取しても、男性がローヤルゼリーを摂取しても何も問題はありません。マカには血行を良くする効果があるため、ローヤルゼリーの栄養を全身に運ぶという相乗効果も期待できます。

成長ホルモンが鍵

成長期が終わっても、美肌や育毛、ダイエットや疲労回復など、健康に生きていくために欠かせないのが成長ホルモンです。マカとローヤルゼリーには、ともに成長ホルモンに働きかけ、アンチエイジングや疲労回復といった効果があります。特筆すべきは、働きかけるメカニズムがそれぞれ異なるという点です。マカはアルギニンという成分が成長ホルモンの分泌を促し、ローヤルゼリーはパロチンという成分が成長ホルモンの一種に似た成分が含まれています。2つの方向から成長ホルモンに働きかけるため、マカとローヤルゼリーをそれぞれ単体で摂るよりも効果が高まると言えます。

これらの理由から、マカとローヤルゼリーは一緒に摂取することで、それぞれの効果を高めあう理想的な組み合わせということができます。デメリットを強いて挙げるとすると、味とコストの2つがあります。しかし、この2つの組み合わせによるメリットは非常に大きく、多少のデメリットは問題ではないと言うことができます。